痛みを伴う病気―頭痛・膝痛・腰痛②
- 2013年08月29日
- ブログ
今回は膝痛・腰痛などの関節の痛みについて書きたいと思います。
この痛みも前回の頭痛と同じく耐え難いものがあります。
膝痛・腰痛などの痛みはなぜ起こるのでしょうか?
筋肉、骨、関節の神経支配や血流支配は繋がっています。
例えば、筋肉が疲労して血流障害が発生すると、
同じ領域として骨も関節も同時に血流障害を起こしてしまいます。
血流障害は、顆粒球(白血球の種類)が増多して交感神経緊張状態を作り出します。
この交感神経緊張状態が腰痛、膝痛、椎間板ヘルニアなどが起こるメカニズムです。
さらに、どこかの運動器官に血流障害が生じると、
体が自分自身で治癒しようと生体反応が起きます。
それが、痛みです。
つまり、痛みは、「ここに筋肉疲労のための血流障害がありますよ。放って置くと全身に広がるのでこの場所で修復しますよ。」と訴え、自ら治療している状態なのです。
病院に行くと、これらの痛みという症状に対して、腰なら腰痛や椎間板ヘルニア、肩なら肩こりや肩腕症などと病名が付けられていくのです。
痛みはいわば、体が自ら行う血流回復のための「治療」なのです。
血流障害を起こす原因のほとんどは、筋肉疲労と冷え、関節軟骨の磨耗です。
具体的に例を挙げると、①運動不足、②運動過剰、③薬の長期使用などがあります。
①②とも、一部位で筋肉疲労が起きると、交感神経緊張状態になるため、血流障害と顆粒球増多が起き、運動器官の障害へと進みます。
そうした体内状態の時、便秘、不眠、高血圧、糖尿病など、他の交感神経緊張症状も伴うことが多くなります。
別々の病気に思えますが、すべて、繋がっているのです。
では、筋肉疲労や血流障害を取り除くにはどうしたらいいでしょうか?
その答えは一つしかありません。「冷えを取り除き、血流を回復してあげるのです」
そのためには、運動による筋肉アップ、食事療法、鍼灸、漢方サプリ、漢方薬、理学療法、整体、カイロ、マッサージなどを取り入れていくと良いと思います。
忘れないで頂きたいのは、「血流が回復するときには必ず痛みを伴う」ということです。
折角、治癒しつつあるのに、「痛みがあるのは治っていない」と思い込んで薬を飲んでしまっては、また、元に戻ってしまいます。
血流が回復すれば、体は「ちょうどよい形」で折り合いをつけ、治癒させてくれるのです。
人(あらゆる動物)は生まれたときから自然治癒能力を授かっているのですから・・・
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